退職されるみなさん、長い間奮闘お疲れさまでした
東京自治労連中央執行委員長 荻原 淳
退職される組合員のみなさん。住民のくらしと権利を守る仕事でのご奮闘お疲れさまでした。組合に団結し、活動に参加されたことに心から感謝申し上げます。
みなさんは、美濃部革新都政を支え、「憲法をくらしに生かす」「東京に再び青空を」など、都民とともに民主的施策を進めました。革新都政や民主自治体を発展させ、都民のくらしと福祉、営業を守るため力を尽くして行政を担ってきました。
今後も都民不在、職員犠牲で大企業優遇の都政と自治体行政を、住民のくらしと福祉最優先に転換するために力を発揮してください。
東日本大震災被災地をはじめ、住民の苦難は増しています。みなさんは、自治体が住民を守る役割を発揮するため、自治体・公務公共で働く労働者として全力で取り組み、住民の困難に立ち向かって、いのちとくらしを守ってきました。
春闘では、大企業の社会的責任を追及し、くらしと雇用を守り、賃上げ、労働条件改善をめざし、職場では人員増など、要求を掲げてたたかいました。憲法を守り、社会保障の拡充、大増税をやめさせ、退職後も安心してくらせる社会にしましょう。
みなさんは、職場で引き続き働く方、地域でがんばる方など、それぞれの道へ進まれます。今後のみなさんの健康で生き生きと充実した生活を願っています。住民を大事にする自治体づくり、自治労連運動の前進も応援してください。長い間お疲れさまでした。